缶詰の常套句

万年筆とか写真とか。

ズゼとマックの息子に会いに市原ぞうの国へ。あと上野とか。

f:id:cannedcliche:20170130232628j:plain:h400

 ぞうが嫌いな人類は居ないので、今回はぞうについて書く。王さまシリーズの王さまも、ぞうのたまごで玉子焼きを作ろうと頑張ってたからね。はい。

 もうちょっと説明すると、王子動物園のインドゾウ、ズゼとマックの息子、結希が千葉県、市原ぞうの国で元気に成長中なのだ。王子動物園には幼稚園の頃からちょくちょく行っていて、愛着あるゾウだから東京に野暮用が出来たついでに会いに行って来た。ありがとう、野暮用!

 ズゼのこれまでの出産などについてはウィキペディアとかぞうの国と王子動物園の公式サイトとか参照。


(どうでも良いんだけどウィキペディアの「実在した象の一覧」ってタイトル面白くないですか。ハンニバルの象とかどこまで本当か分かんねえだろ……
実在した象の一覧 - Wikipedia


市原ぞうの国

 関西からぞうの国に朝一で乗り込むなら、夜行バスで東京まで行き、東京からなんちゃらバスで東京湾アクアラインを通って市原鶴舞バスターミナルまで行き、そこからぞうの国の無料送迎バスに乗るのが一番安上がりで早い。ケツが痛くなるけど知らん。(全然関係ないけどiZooにも送迎バスあれば良いのに……)

 開演時間は9時で、大体そのぐらいの時間に送迎バスも着く。朝はぞうさんたちも室内に居るので、朝一で行かなくていいかもしれない。今は鳥インフルエンザ対策で鳥類は色々あれだが、エミューが出迎えてくれる。全体的に昔ながらの動物園という感じで、すごくいい匂いがする(くさい)。規模はだいぶ違うけど、系統としては王子動物園と似てるかな。
f:id:cannedcliche:20170130233029j:plain:w500
 アザラシとか。

f:id:cannedcliche:20170130233038j:plain:w500
 きゃわうそとか。きゃわいいですね。

 あとモルモットがモルモル言うててかわいかった。リャマはちょっと苦手。

f:id:cannedcliche:20170130233124j:plain:w500
 ぞうさん以外だと全体を見て回るのに30分も掛からないので、今のうちにSayuri Worldに行っておこうかとか結構悩む。そうこうするうちに、順番にぞうさんが出て来て感動した。9時40分ぐらいだったと思う。結希とりり香がぞう使いのお兄さんにペシペシされながら出て来た。ノーリード。すごい。まあリードとか付けてもぞうはデカいから意味ねえか。逆に引き倒されそうだ。

f:id:cannedcliche:20170130233055j:plain:w500
 頭や背中に付いた干し草を掃除してもらってからは足に鎖を繋がれていたが、最初は柵の中で離されていて、お客さんから野菜をもらおうと柵から身を乗り出していた。特にりり香。子供とは言えデカいからまともに寄ってくるとビビる。でも可愛い。あ、この写真は結希かな。

f:id:cannedcliche:20170130233141j:plain:w500
 この二頭は生まれた時期も近くて最初はどっちがどっちか分からなかったけど、ずっと見ていたら区別出来るようになった。どっちもかわいい。子供っぽい。結希はお父さんのマックに似て足が長い。まるで甥が出来たような気持ちである。それは言いすぎか。

f:id:cannedcliche:20170130233930j:plain:w500
 参考。ズゼとマックの写真。足長いでしょ。

f:id:cannedcliche:20170130233336j:plain:w500
 大人のゾウももちろんいっぱい居る。毛が思ったよりたくさん生えてる。

 そしてぞうさんショーが始まる11時まで写真を撮ったりお土産を買ったりする。どうせなら、広場に向かってぞうさんたちが行進しているところを見に行けば良かった。ちくしょう。

 ショーの写真は全然撮っていない。鼻でボールを持ち上げて蹴ったりするのがすごかった。ぞう使いのお兄さんが大人のぞうに乗るときは、ぞうに指示を出して片足を上げさせ、それを踏み台にして首まで登るのだ。すごい。こういう動物を使ったショーの是非はよく分からん(良い面も悪い面もあるのだと思う)けど、ぞうたちは嫌そうな感じが無くて良かった。動物がつらそうな動物園は好きじゃない。

 ショーが終わるとまずはぞうさんライドで、その次にぞうさんリフトとなる。リフトの券を買っていたので、待っている間は寒さを逃れて広場裏の爬虫類館で待機。あと、広場の隅っこに焚き火もあって暖かいのだが灰が目に染みてかなわん。でも無いよりはずっと良い。

 ぞうさんライドはお察しの通りぞうさんの背中の上に乗ってはしゃぐというアトラクションである。リフトの方は、ぞうさんが鼻で持ち上げてくれるというもの。「夢が叶う動物園」というだけあってすごい。ぞうさんリフトはお写真込で一組2000円。大の大人が一人でぶら下がってはしゃぐということが想定されていないのがよく分かる。なおこちらのカメラでは撮影してもらえず、データは別料金で買える。

 ともあれ「一人です」とチケットを渡してもスタッフの方は平然と対応してくれました。ありがとう、ありがとう。ここに立て、と言われて鼻の真後ろに立つと、ぞうさんの鼻が股に挟まって大の大人(しかも小デブ)がスーッと持ち上げられていた。降ろしてもらうときも、タイ語だかゾウ語だかの指示がぞうさん(どのぞうか分からん)に出され、スーッと地面に。頭が良い……。

 その後クソ寒いので、写真の仕上がりを待つ間、食堂でおでんを食べた。20〜30分程かかりますとのことだったが、そんなに掛かっていなかったんじゃないかと思う。

f:id:cannedcliche:20170130233556j:plain:w500
 Sayuri Worldへのシャトルバスは随時出ているらしい。すごい。歩いてもそんな遠くないと思うが、道に迷ったら最悪なので乗せてもらった。公式サイトではSayuri Worldの情報が少なくてどんな場所なのか分からないままだったが、行ってみると色んな動物が放し飼いになっているふれあい動物園とのこと。スタッフさんの「キリン以外みんな放し飼いです」との説明にビビる。実際にはレッサーパンダとかも柵の中だし、人間が檻に入って自由に触れあえるという動物も多い。尚、行ったときは鳥インフルエンザ対策で鳥類の檻には入れなかった。どうやら目玉はきりんに手で餌をあげられるところらしい。超近い。

f:id:cannedcliche:20170130233611j:plain:w500
f:id:cannedcliche:20170130233622j:plain:w500
 ワオキツネザルは檻の中に居る。入って行くと、餌も持っていないのに肩に飛び乗ってきて、手を舐めてくれた。かわいいとしか言いようがない。ふわふわしている。奇跡的に天気が良かったので日向ぼっこしているところがよく見られた。

f:id:cannedcliche:20170130233656j:plain:w500
 ヤギのお子さんがとてもかわいかった。

f:id:cannedcliche:20170130233704j:plain:w500
 ぱたぱた。

f:id:cannedcliche:20170130233633j:plain:w500
 カンガルーもうろついていて普通に触れる。ふわふわしていた。カピバラの毛は硬い。ウサギは逃げる。リャマこわい。以上。どのぐらいじっくり触れ合うかにも依ると思うが、一時間も掛からないと思う。計画段階でそれを見誤っていたのでバスターミナルで一時間以上待つことになったが、屋内の待合室があるので安心だ。

 あとここで結婚式ができるらしい。それから近くにめっちゃ(最大限良く言って)懐かしい感じのラブホがあった。ラブホっていうかモーテルっていうか。とってもデートスポットですね。

f:id:cannedcliche:20170130233734j:plain:w500
 帰りはぞうの国まで戻るのも面倒なので、歩いてバスターミナルに向かう。道路標識に「牛久」の文字。稀勢の里の故郷かあ、え、ここ千葉ちゃうの、などと思う。土地勘が無いのでよくわからない。

 バスで東京湾アクアラインを通るので、海の上を走る景色を観てやるぜ、あわよくば撮ってやるぜ、と思っていたのに、往路も復路も熟睡してしまった。案外陸の時間が長いせいだと思う。悔しいから六アイに渡る橋を自転車で走る方が気持ちいいに違いない、と自分に言い聞かせる。

上野動物園

 翌日は上野動物園に行った。午後からその野暮用だったので余り時間が無く、駆け足になってしまった。じっくり全部見ようと思ったら3時間以上見ておいたほうが良い。日曜ということもあって開園前から行列していたのだが、昼ごろになるとますます人が増えていた。朝一に行って正解だったと思う。

 上野動物園は、規模とか作りは名古屋の東山動物園とよく似ている。あと、なんというか動物の臭いがしない動物園である。前日にぞうの国に居たので余計そう思うのかもしれないが、なんかしらんけど無臭なのだ。つまらん。水族館じゃあるめえし。

 一番の見どころは猛禽じゃないだろうか。全然詳しくないけど、なんかデカい鳥がいっぱい居てすごい。しかもコンドルの赤ちゃんが居た。デカいけどフワっとしていた。小さい子が「赤ちゃん!赤ちゃん!」と言ったらお母さんに「赤ちゃんなんかどこにもおらへんわ」と言われていて不憫に思った。親は動物園に来た時ぐらい子供の声に耳を傾けキャプションを読め。

f:id:cannedcliche:20170130233800j:plain:w500
 あとこれはユーラシアカワウソさんである。初めて見た。きゃわいいカワウソ代表のコツメカワウソと比べると顔が違って面白い。先日絶滅が報じられていたニホンカワウソと近縁っぽい。鳥獣戯画とかに出てくるカワウソがこういう顔をしている。ウィキペディアの写真を見るとコツメカワウソより確かに爪が大きい。

f:id:cannedcliche:20170130233816j:plain:w500
 ハダカデバネズミも居た。いっぱい居た。

 あと、レンズ付け替えるのにワチャワチャしてしまって撮影出来なかったのだが、目当てだったニシアフリカコガタワニのベイベーもちゃんと見てきた。きゃるんきゃるんだった。大人も別の水槽に居て、とても大きかった。

 清掃員の人が親切で、動物好きな感じだったので良いなあと思った。

 上野動物園は、本当は平日にもうちょっと長く滞在したかったし、科博のラスコー展も行きたかった。ていうか科博は常設展も含めると丸一日遊べそうだから、いつかじっくり楽しみたいのだがなかなか機会が訪れない。やれやれ。

その他

 その他、東京で行ったところをちょこっと書く。

 千葉から戻って、大慌てで「たばこと塩の博物館」に行った。2015年に移転したらしく、建物がめちゃめちゃ綺麗。広くて新しい割に入館料が安い。あとスカイツリーが近くてビビる。閉館まで一時間しか無く、気合で見て回ったが、もっと余裕を持って行ったほうが良い。塩の歴史や製塩技術の展示がめちゃおもしろだった。たばこの展示はとにかくかっちょいい喫煙具が山ほど並んでいて全部欲しくなった。もともと殆ど吸っていなかった紙巻たばこは最近止めたのだが、パイプとか葉巻とかはやってみたい。

 そこから歩いて浅草の神谷バーに行った。途中で有名な金のウンコを通った。一応金のウンコとスカイツリーが並ぶ写真を撮ってみたが、手持ちだし百万人ぐらい撮ってそうだから載せない。

 神谷バーで壁に向かって(他に席無かった)電気ブランを飲んだ。美味しいの分かってるけど美味しかった。それから両国駅の横にある江戸NORENというところに行った。土俵のある複合施設みたいなもんが出来たぞ、と話題だったような気がするが、ちょっと高級な和風フードコートみたいな感じ。相撲甚句をときどきやっているようで、イベントスペースという意味合いも強いのだろう。

 東京商店というファッション角打ちで、ちょっと日本酒を飲んだ。自販機におちょこと小銭を入れると飲める。そろそろ「甘い」と書いてある酒は自分にとってゲロまずだということを覚えたい。

 酒で何故かお腹いっぱいになっていたが、頑張って宿のある錦糸町まで行って、エジプトのソウルフードであるらしい、コシャリなるものを食べに行った。思ったよりあっさりしていた。たばこの博物館に行った後だったので、我慢できずシーシャを頼む。なんのフレーバーだったか忘れたけど、色々出してくれて、嗅いでみて決めた。紅茶か珈琲がもらえる。シーシャには紅茶が合うと思う。お姉さんが優しかった。

 普段から一人で吸ってるとフラフラになるのだが、酒が入っていたので更にキマった。シーシャはよいものである。以上。


 帰る直前に猛烈にインドカレーが食べたくなって、丸の内のクソ高いインド料理屋に入ってしまった。もうそんなことはしない。からかったから、新幹線の中で高くて固いアイスを食べた。さらば東京。

※2017年2月3日 漢字とかちょこちょこ修正しました。