缶詰の常套句

万年筆とか写真とか。

パイロットのロールペンケースを一年半使ったら飴色になっていた

 n本差といえばまあ、ナガサワなわけで、もちろん検討はしたのだが如何せん高い。譲れない条件は(1)巻けること(2)合皮ではないこと(3)差すところが一本ずつ独立していること、ぐらいなのだがナガサワを除けばパイロットのペンサンブルシリーズしか選択肢がなかったように思う。

 ナガサワとパイロットの一番の違いは、フラップの有無だろう。フラップ付きのペンサンブルは、キャップの部分にフラップが重なるのでどうしても巻いたときに上部が太くなる。というか下がフワフワするのに比べて中央からやや上辺りだけがギチギチになる。それが致命的だと思う人はナガサワのを買えばいいと思うけども、フラップがあると大事な万年筆がすっ飛んでいかないという安心感がある。

 ともかくこれにエラボー、スーベレーン、カスタム74、プレラ、シャーペンのレンジャーを差して一年半の間毎日のように鞄に放り込んでいたというわけ。枚数は少ないが、まずは購入当初の写真でも貼っておこう。
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 そして現在の様子(と言っても、この記事を書こうと思った時点の写真なので、去年のものである)がこれだ。
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 照明が悪い上に物撮り技術がまるでなくわかりにくいのだが、黒っぽく変色している箇所は、内側でいうとポケット間の縫い目の最上部に当たる。巻くと何故かこの箇所が突出するのである。その他、形の変化という点では、下の方にペンの形が付いているのがお分かりいただけるだろうか。こうした変化について特に思うところはない。


 使用一年を過ぎた頃からか、革表面の乾燥を感じ始めたので、この程ラナパークリームを塗ってみた。写真はその後のもので、光の当たり具合などで「これは」と思う瞬間が増えた。艶を帯び、色が濃くなってはいるこの状態を飴色と判断するのが正しいのかは分かりかねるのだが。

 革以外の部分についても少し。縫製はかなり良いものらしく、かなり荒い使い方をしてきたはずだが一点のほつれも見当たらない。一番負荷がかかりそうな紐の根本もこの通り。二枚のフラップの隙間もしっかりと縫い付けられている。
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 正直に言ってデザインの洗練具合はナガサワに分があるが、色はオシャレ感が強すぎて好きになれない。ペンサンブルはなかなか良い買い物をしたと思っている。